福岡市こども病院移転問題に思う

生後1か月でお世話になって27年。

そろそろこども病院以外に変わらなければと思うが重度の障害者を

今更見ることのできる病院はないから。

こども病院の先生方もこのままでいいと言ってくださるから甘えているけど。

去年の夏のようなことがあると成人病対策やこども病院で対応できない疾患も見ることのできる

九大併設案は理想的に思えてくる。

今年落選したY市長が誕生する前、こども病院のアイランドシティ移転反対を訴えていた。

こども病院に通う友人たちもみな立地の恐ろしさを感じていた。

だからY氏を推したのに、完全に議会や建設業者に懐柔されてしまった。





心疾患、呼吸器疾患、神経疾患様々な重篤の疾患を持ち生まれてきた子供たち

いつ入院するかと氷の板を踏むような気持ちで日々を過ごし、いつでも入院できるように

入院セットを車に乗せていた。


すわっ!というときは救急車より自分で運転するほうが早いのである。

通いなれた道、たとえ事故が途中であっても迂回路ならお手の物だった。

救急車を呼んで搬送されるまで30分なら、自分で行けば15分で行く。

そんな自負がみんなあったと思う。


人工島移転と聞いたとき、あの橋が通れなかったら?

台風で通行止めになったら、たとえ緊急車両でも病院まで行き着くことができるのだろうか?


福岡都市高速は強風でしょっちゅう通行止めになる、半べそをかきながら運転したことも

みんなあるはずである。


でも陸続きなら道はほかにある。

アイランドシティが悪いのではないその立地が悪いのである。

西方沖地震の時に液状化したももち浜や東区の埋め立て地をみてどれほど恐怖を感じただろう。

人工島以外の場所に移転してもらえるのならそれでいいのです。

宿命を背負った子供たちの命を守ることができる場所になって欲しい。

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